【相談】面接までの短期間で「自分の話・持論」を作る

面接の受け答えが薄っぺらく表面的は話になってしまう

いくつかの面接を経験した中で
自分の受け答えが薄っぺらくなっていると感じた、

相談者・Aさまへの回答です。

前回(面接で長々話してしまう)はこちら


話したくてワクワクしちゃうような話ですか?

【お答え】
Aさんが受け答え対策としてやるべきことをいいますね。

それは、

「この話をしたら、
聴いた人はきっと楽しんでくれるので、
それを想像したらワクワクしちゃって、
早く話したくて仕方がないほどの話」

を、いくつか用意することです。

昨日のメールを読んですぐに感じたのは、

いい経験をたくさんしているはずなのに、
それを、人に話す価値があるレベルにまで、
昇華させていない、

ということです。

何故なのでしょうか?

 

自問が足らないから、持論がない

原因は、

Aさんが普段の生活全般の中で、
「自問」する習慣があまりないからです。

簡単な言葉で言うと、

・そうなったのは何故なのだろう?と考えて、
・そうか!理由はこうなのかも!!という「発見・気づき」があって、
・ではそれを活かしたり、もっとよくするために、今度はこうしてみようという「工夫」をしてみる。

こういう過程を経ることで、
自分の経験が、
「持論」を生み出すんですよね。

面接官が学生から聞きたい話って、
この持論なんです。
もちろん経験談のエピソード付きの持論ですよ。

〇〇についての持論、
××についての持論、
そしてもちろん、アナウンサーについての持論です。

持論がないから、
一般論や、他の誰かが言っていた話しかできない。

話がウソっぽくなっちゃうんですよね。

これは本当は、
経験しているその時に、考えながらやることですから、
教えられてやってみることではないのかもしれませんが、

急を要することですからね。
一夜漬けでも、考えてみましょう。

考えて、
メールで返信してください。

 

持論の作り方

そこで、
どんなふうに考えて、どう書くのか、
書式を指定します。

まず、
1、自分の名前についての考察です。

名は体を表すと言いますが、
あなたの名前はあなたを表現していますか?

・自由に書いたうえで、
・ひとことで、自分のキャッチコピーを考えてください。

2、自分の性格についての考察です。

・自分の性格の良いところを書いた上で、
・それが幸いして良い結果がでたこと

これは各要素それぞれワンペアで、
要素が複数あれば、複数ペアで書き出してください。

3、長所、誇れること

これは、2、で挙げた性格以外で、
何か人に自慢できるようなことがあれば、挙げてください。

おそらくメールに書いてあった、
声が大きい、はここに入るはずです。

・長所、誇れること
・それが幸いして良い結果がでたこと

4、話したいテーマ別です。
これはいくつでも構いません。

書く際には、
必ず、箇条書きにしてください。

くれぐれも、
文章の形にしないように。

その理由は、
文章で書いてしまうと、
自分が書いた文章に、自分が縛られて、しゃべりにくくなってしまうからです。

書き方は、

○話したいテーマ
・エピソード
・そこで発見・気づいたこと
・思ったこと、気持ち
・その経験を経て、自分はどうするようになったか?

ひとつのテーマの中で、
エピソードが複数あれば、
複数分の「気づき」や気持ちを書いてください。

(続く)


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